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無料で遊べるゲームが話題だ。
テレビでは毎日のように「ケータイゲーム、無料です」と
モバゲーやGREEのテレビCMが流れる。
この両社は、ここ数年急速に業績を上げ、
株式の時価総額は3000億円前後。
並み居る大手のゲームメーカーをも圧倒する
勢いを見せている。
無料なのにどうして儲かるの?
これについて、GREEの田中社長は
「渋谷区無料モデル」と表現していたが、
要は渋谷区に入るのは無料。
だけど、そこで特別な買い物をするとお金がかかりますよね?と。
このバーチャル世界で買う買い物は、
デジタルの「アイテム」だ。
自分のキャラクターの分身である「アバター」は
最初はTシャツ・短パン。
これに服や装飾品を買えるのが「バーチャルマネー(仮想通貨)」だ。
昨今流行のソーシャルゲームなども
ゲーム内の「アイテム」を買うことで
強力な武器となる。
それを持つことで、周囲の人々から尊敬される
という快感がベースにある。
そんな無料ゲーム。
有料のアイテムを買うのは、実はわずかに10%~5%程度の人。
すなわち100人きたら、90~95人は無料で遊んで帰るわけだ。
だが、それでもユーザー数が1000万人、2000万人
いるから、規模が違う。
たとえば、無名に近いメーカーが作ったキャバ譲のゲーム。
これが460万人以上の会員が平気でいる。
この数は、日本で一番売れるゲームの代名詞、
「ドラゴンクエスト9」よりも多い数だ。
ネットの世界には、こんな化け物がゴロゴロいる。
さて、そんな仮想通貨。
当たり前の話だが、そろそろ法整備といった議論が出てきている。
一方で、世の中には、こんなたぐいの「ポイント」と称した
仮想通貨がわんさとある。
あなたの使うクレジットカードのポイント、
家電量販店のポイント、ツタヤのカードのポイント。
これらをどう整備するというのか?
まだまだこの仮想通貨の使われ方が
多岐にわたる可能性がある今、
補遺整備までは無理としても、
変な形で「規制」が入らないことを考えねばならないだろう。
今はまだ、それぞれの運営会社が知恵を絞って
対策するだけの段階。
今後も果てしない議論と新サービスの登場が続くのだろう。
プレステ携帯といわれている
「Xperia(エクスペリア)プレイ」。
性能的にはプレステ1のゲームが動く程度。
過去の膨大な資産があるわけだから
これはこれでいい利用法ともいえる。
だが、あわせて発表されたPSPの後継機
NGPは、3G対応も公表された。
これが意味するものはどこにあるのだろう?
端的に言えば2つだ。
1つは携帯になるとセキュリティが
圧倒的に高くなる。
コンテンツが保護されるわけだ。
これはマジコン問題でサードパーティからも
あきれられているDSに比べ、圧倒的な優位性を持つことになる。
そして、セキュリティが高まるということは
家庭用ゲーム市場が存在していなかった
アジアへ進出できることになる。
中国・インド・東南アジア。
今後の人口を考えれば、このエリアへの
進出は考えないほうがおかしい。
携帯電話キャリアは各国にある。
iPhoneが世界のキャリアが欲しがるように
PSP携帯も世界のキャリアが欲しがる商品になってほしい。
もちろん普及台数も、家庭用ゲームベースとは
桁が1つ違ってくる。
さまざまな思惑が世の中でどう受け止められるか?
今後の動向は注目だ。