ゲームはいつから暇つぶしになったのか？

「反撃開始」というCMのキャッチはドコモ2.0のCMと
ダブるためか、撤回し、「本格始動」に変更されたものの
明らかに任天堂陣営を意識したCMが
大量投下される予定だ。

その起爆剤にしたいPS3の「メタルギアソリッド４」。

国内ではミリオンを、と意気込まれているが、
さすがにそれは無理というもの。

国内では200万台をようやくスルーしたばかり。
現状のハードも毎週7000〜8000台程度と
超低空飛行中のPS3。

今まで発売されたタイトルも30万本程度止まりばかり。

しかし、このメタルギア。
なんと制作費は83億円という噂も。

単純に1本の粗利を2000〜3000円程度とみても
世界で300〜400万本は売れないとヤバイわけです。

ちなみに小島監督。
国内3割、海外は7割といってましたが、
それも国内は100万の計算。

過去、比較広告的にライバルをけなすような
CMを打って、成功した事例は皆無。

それをあえて仕掛けた先に未来はあるのか？

Xbox360もあわせないと、世界では厳しい新世代ハード。
実際PS3は3陣営の中で一番シェアも低いハード。

最新の世界シェア

コナミも社長が代わり、社内でも不利な状況にあるという小島監督。
今回の賭けが失敗した場合、コナミ社内でも
厳しい立場にある小島監督のフリー化だって
ない話ではないでしょう。

任天堂がDSとWiiで変えてしまったゲームのトレンド。
クリエイターがもてはやされた時代は、
もう過去のものとなりつつあるわけです。

ま、こんな大作もいいけど、世の中は
いつの間にか、モバゲーでもいい時代になってきちゃった
気もします。

恐竜(お金のかかる大作)は絶滅し、小型の人間(モバゲーやDS、Wii)が
闊歩する時代。

悲しいけど、これ現実なのよね。

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