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モバゲーとゲームの話題
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モバゲーの世界ではまだまだ足りない萌え。

いや、あの世界に萌えはならないのでしょう。
萌えとはもっと知的で崇高なものなのかもしれません。


最近「乙女ゲー」という言葉を耳にする機会が増えてきました。

「乙女ゲー」とは、男性キャラクターとの恋愛を楽しむ女性向けゲームの総称ですが、コアなファン以外にも愛好者のすそ野を広げつつあるようです。

そんな中、昨年6月14日に乙女が待ちに待っていたゲームといわれている携帯電話用恋愛シミュレーションゲーム「クラノア」が配信を開始しました。

今回は、この乙女系の携帯電話用恋愛シミュレーションゲーム「クラノア」を通して乙女ゲームを見てみましょう。

■乙女ゲーム「クラノア」とは?
数々の「乙女ゲー」を世の中に送り出してきた日本最大級の女性向け携帯ポータルサイト「girlswalker.com」の「トイズwalker」から女性向け恋愛シミュレーションゲームの最新作として配信されたのが「クラノア」です。

「クラノア」は、双子の姉と一緒に事故に遭遇した少女が姉の体に宿り、守護霊たちの見守る精神世界と自分が死んだ現実の世界と間を通して生きる意味を探すという内容です。キャラクターの伝言を伝える「うさぎ」など、システム上の小道具が乙女仕様となっています。

乙女ゲームの特徴は、美少年ぞろいのキャラクターです。
「クラノア」も当然、美少年の目白押しです。主人公の恋人、主人公の守護霊、主人公の姉の恋人、主人公の姉の守護霊、幼馴染のお兄さんなど、第1話だけでも5人の美少年・美青年キャラが登場しています。

■「乙女ゲー」の歴史と系譜
「乙女ゲー」の元祖は、コーエーが1994年にスーパーファミコンで発売した「アンジェリーク」と言われています。
「アンジェリーク」は、女王候補に選ばれた主人公が女王の座を目指す中で、美形3人の男性お助けキャラとの恋愛も楽しめるというストーリーになっています。

おまけとして用意した恋愛要素が好評を博し、複数のメディアにまたがる関連作品や続編が生まれたことから「乙女ゲー」市場を開拓する作品となりました。

「乙女ゲー」を男性向け美少女恋愛シミュレーションの女性版として位置づけて考えると、2002年にプレイステーション2で発売された「ときめきメモリアルGirl's Side」がメジャータイトルから「乙女ゲー」のヒットが生まれたという点で「乙女ゲー」の認知には大きな出来事と言われています。

■ボーイズ・ラブと乙女ゲー、ギャルゲーの違い
「乙女ゲー」と似て非なるものに、「BLゲー」「ボブゲ」などと呼ばれているボーイズ・ラブゲームというものがあります。これらの作品は、主人公と恋愛対象が共に男性であるのに対して、あくまで「乙女ゲー」は異性愛で描かれている点で異なります。

「BLゲーム」の場合、主人公の女性キャラに自分を投影する「乙女ゲー」とは違って、主人公や恋愛対象となる人物が男性となります。「BLゲームでは女性キャラは武器屋の親父」という言葉があるくらいで、「乙女ゲー」とは対極に位置するといってもよいでしょう。

「乙女ゲー」「BLゲー」のターゲットはともに女性ですが、「BLゲー」のユーザー層が男性同士の同性愛描写を好む「腐女子」であるのに対し、「乙女ゲー」のユーザー層は比較的若い世代の女性も多いようです。「乙女ゲー」ユーザーの中には、自分たちを「腐女子」と混同されることを嫌い「乙女ゲー」に同性愛要素が含まれるだけで購入を見送るといった現象も少なからず存在するようです。

また、「乙女ゲー」と語感の似た言葉として、「ギャルゲー」と呼ばれるジャンルもありますが、こちらは男性向けに作られた恋愛などのイベントを通して美少女キャラとの交流を楽しむゲームで、これも「乙女ゲー」とは別物となります。

■進化・多様化する「乙女ゲー」
最近の「乙女ゲー」は、ハードウエアの進化により多様化しています。
ニンテンドーDSで、バンダイナムコから発売された「DUEL LOVE 恋する乙女は勝利の女神」では、主人公の女子高生が同級生の格闘技少年たちのセコンドになるという内容ですが、本体のタッチパネルを利用して彼らの体の汗をふくというミニゲームが大きな話題を呼びました。

市場の成熟やハードウエアの進歩に伴って、乙女心をくすぐる「乙女ゲー」はこれからも増え続けることでしょう。

未体験の人でも新しい世界を垣間見るつもりでプレイするのも面白いのではないでしょうか。
「乙女ゲー」をクリアできれば、「乙女心」もつかめるようになるかもしれませんね。
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モバゲーのように無名なミニゲームをコミュニケーションツールにした
例とは違い、老舗(といっても20数年程度)の意地で
ゲームの商売をしている会社は、苦境に立ちつつも
そこから脱却できない状態にある…。

ご存じスクエニ(スクウェア・エニックス)は、
「FF」ばかり出しているため、社内や周辺からも
「株式会社FF」と言われている。

かたや旧エニックスは、「ドラクエ」ばかり…。

まさに株式会社FF&株式会社ドラクエ。

いまやゲームのビジネスの売り上げの6割以上は海外に
比重が置かれている中、「FF」はリアルCGの時代になって
世界でもある程度売れるようになったからいいものの、
いまだに「ドラクエ」は世界ではあまり売れないまま。

また、「ドラクエ」はナンバリングの新作が出るまでに4〜5年は
かかるようになって久しいが、それがため、売り上げを立てるために
今も過去シリーズを何度も焼き直して、それぞれのハードに
切り売りしている状態。

出せば100万本はいく…というので、それを続けているわけだが、
いつまでそれは続くのだか…。

とはいえ、そこから脱却できないスクエニは
やはりいつまでも株式会社FF&ドラクエのままなのだろうか…。

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